正教会の聖書の扱い
大変興味があります。
聖書のまじめな話。実は知らないことばっかりでした。
教義と教会の特徴
聖書や七つの公会の決定などを含む聖伝承(Holy Tradition)を信仰の基準とした神学を有す。ニカイア・コンスタンチノープル信経(単に「信経」とも)を告白する。ほかニカイア信経、ハリファゲン信経(カルケドン信条)を承認する。これらについては、西方教会も同様である。
聖神の発出は父からのみとする(フィリオクェ問題参照)、また聖画像敬拝(崇敬)を重視し、聖画像の形式を厳格に遵守する。聖画像の形式は聖伝承のうちであり、画家による恣意的な変更は許されない。領聖は必ず聖体と尊血の両方でおこない、聖餅(聖パン)にはイーストを用いる。
古代教会スラヴ語などの聖書と奉神礼の現地語化を重視するが、一方で奉神礼の構成は、ほぼ全世界的に共通する。マリア論では「無原罪懐胎」説を承認しない。
教会はハリストス・イイススを頭とし、聖神の導きのもとでハリストスの体である教会全体が歩んでゆくものである。コンスタンチノポリス総主教(全地総主教)を名誉上の首位と認めるものの各首座主教や各主教が自立した主教区を管轄する。いかなる限定や条件付きでも一主教・一首座主教が教義に関して無謬の宣言を出すことは承認しない。したがって西方教会の採用する教皇首位権や教皇不可謬説はこれを認めない。
今日の正教会は五大陸にまたがり、各国地域それぞれに特徴があり多様さを許容している。その多様性は各主教・主教区の間での、聖神の恵みによる愛の交わりによる一致に基礎を置く。また西方典礼(アングリカン様式、ローマ様式その他)などさまざまな伝統(traditions)が共通の信仰のもとにも正教会の中に包摂されている。
正教会で用いる旧約聖書の底本は今日二種類ある。ユダヤ人が伝承したマソラ本文版と、ギリシャ語に翻訳された七十人訳聖書である。七十人訳は使徒たち、初代・古代教会の教父たちも用い、教会の中で広く用いられてきたという歴史がある。この二つの旧約聖書は、細部では少なからぬ相違もあるが、教会はこの二つの伝承を、ともに「旧約聖書」として受け入れている。一説に正教会は七十人訳しか承認しないとも言われるが、誤りである(マソラにない部分については、教会によって諸見解がある)。
公祈祷である奉神礼では一年を周期として新約聖書が通読されるが、黙示録は朗読されない。 旧約聖書は聖詠経(詩篇)が随所で朗読・歌唱される。その他、大斎期間、イサイヤ書、創世記、箴言がほぼ通読される。また大斎期には聖詠経全文が合せて二回通読されることになる。 旧約聖書からの朗読は多く祭日の前日の晩課においてなされる。これをパレミヤといい、特に復活祭・降誕祭・神現祭・旧約の聖人を記憶する祭には多くの箇所が朗読される。 また聖詠経の中の語彙を用いて、新約の信仰に一致するようにアレンジした祈祷文が編集されることも多い。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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